生命の手記
奈良県 児島早苗

 生命のメッセージ・・・  夫を奪われた妻、妻を奪われた夫、我が子を喪った親、父母を喪った子、祖父・祖母を奪われた家族、犯罪・いじめ・医療過誤・事件・・・
 社会の片隅を棲家としいられる「犠牲者」「真相」「遺族」たち、
 まあたらしい陽射しのひかりの中で「生命のメッセージ」を伝えて、 遺品の靴 「真相」が隠されず、人々の中で語られるよう、
 「遺族」たちのやわらぐ空気が流れるよう、
 「犠牲者」がわすれられないよう、
 話を聞いてくれる警察官いましたか
 横暴でない検事に会いましたか
 「被害者のいのちの尊厳」をかかげる裁判官いましたか
 耳を傾け、命令ことばでなく、腰をかがめ、目を見つめ、「どうしたの?」「力になれますか」「大丈夫ですか」「一人ではないですよ」「真実をさがしましよう」「あなたの思いを話して」「あなたのことばを聴きましょう」
 今生きる人のうちのぬくもりに出遭えたら、熱いなみだほとばしり、嗚咽にむせぶでしょう
 強い者は、腰をかがめ
 弱い者は、畏れないで
 力持てる者は、耳をかたむけ
 弱い者は、貝にならないで
 生命のメッセージ・・・
 伝えて あなたの 大切なもの いちばん大切なものを

 遺族のための交通事故対策マニュアル「KENTO」はきょう18日、生まれる。
 3年半前、ケントを失い、親族や友人らは空っぽになった。真相を求め、共に勇気を出して立ち上がり、やがてわかった。「正式起訴しない交通事故処理システム」に立ち向かうには遺族にもマニュアルが必要なのだと。
 見てわかりやすい▽子供から年配までの幅広い層が手にとろうと思う▽どん底の状況の時、少しでも明るさを取り戻せる▽自分でもやってみようと思う▽希望、勇気につながるーイメージを形にしたのは、奈良高専のケントのクラスメートたち。
 制作の3年間、現場検証や署名活動、「生命のメッセージ展in奈良高専」開催、卒業研究、正式起訴、卒業式、就職、進学があり、裁判が続いた。
 イラスト担当もやはり学生の友人。絵を多くし、優しい色にあふれる。多くの人々に手渡り、立ち上がるきっかけが生まれた。変わってほしい、「いのち」を守ることが優先される日本に!
 「いのちへの思い」という胎内で3年、姿形なく何も見えなかった「KENTO」がきょう生まれてくる。
−(K)交通事故を(E)永遠に(N)なくす(T)ともだちの(O)わ−
「KENTO」は全60ページフルカラーで無料。
問い合わせは橋本千恵子さん(〒631−0831 奈良市西大寺宝ヶ丘7−29)へ。



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